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青春ロボット
著 |佐久本庸介
1500円(税抜)
ページ数:272
発売日:2015年6月18日
ISBN:978-4-7993-1722-8
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
中学生のなかに紛れ込んだ、人間そっくりの
「ロボット」手崎零(てざき・れい)は
人間を幸せにするために、常に最適な行動をとっていた。
だが、ある出来事により自身がロボットだと
周りに気づかれ、友人たちとの関係が壊れてしまう。

高校に進学した零は、ひとりの少女、
珊瑚(さんご)と出会う。
彼女と付き合いながら、零は卓球を通じ、
ふたたび人間との交流を深めていく。
順調な日々を送っていた零だが、
卓球の試合当日、突然、気を失ってしまう。
目覚めた零が気づく、自身も知らなかった秘密とは……。

プロローグ・十五歳で、趣味は読書
第1章・任務はすべて失敗に終わったようです
第2章・頼むからもうロボットとは呼ばないでくれ
第3章・未完成な僕は、みんなを騙すしかない
第4章・それは幸せで、愚かな日々だった
第5章・重いといえば重いが、一人の人間のものと考えれば軽すぎた
第6章・もう一人の自分

佐久本庸介


山梨県甲府市出身、在住。
19歳で統合失調症を発症。闘病を続けながら創作活動を行う。
第1回CRUNCH NOVELS新人賞で大賞を受賞。
2015年、『青春ロボット』にて作家デビュー