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「学力」の経済学
著 |中室牧子
1600円(税抜)
ページ数:200
発売日:2015年6月18日
ISBN:978-4-7993-1685-6
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、よっぽど価値がある―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。
 本書は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。
第1章 他人の〝成功体験?はわが子にも活かせるのか?
〉〉〉〉データは個人の経験に勝る
第2章 子どもを〝ご褒美?で釣ってはいけないのか?
〉〉〉〉科学的根拠に基づく子育て
第3章 〝勉強?は本当にそんなに大切なのか?
〉〉〉〉人生の成功に重要な非認知能力
第4章 〝少人数学級?には効果があるのか?
〉〉〉〉エビデンスなき日本の教育政策
第5章 〝いい先生?とはどんな先生なのか?
〉〉〉〉日本の教育に欠けている教員の「質」という概念

中室牧子


1998年慶應義塾大学卒業。米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得(Ph.D)。日本銀行や世界銀行での実務経験を経て2013年から慶應義塾大学総合政策学部准教授に就任し、現在に至る。専門は教育を経済学的な手法で分析する「教育経済学」。