「なんの発見もないね」「これ、時代に媚びすぎだよ」
「発想って、けっきょく人柄だよ」「悩む力がなさすぎるよ」「『好き』のレベルでメシは食えない」
博報堂では、若手クリエイターたちを、「粒ちがい」の人材に育てるために、上司や先輩がこんな言葉で叱咤激励をしていたようです。
そして、こうした言葉がCMや制作物で活躍するトップクリエイターたちを生んでいったのです。
すべてのビジネスパーソンが、創造的なイノベーションを起こすことを求められている今、クリエイターに限らず、どんな職種の方々にも参考になる言葉が詰まっています!
PART-Ⅰ 姿勢 stance
1.発想って、結局、人柄だよ
2.本質をはずすな! ・・・など
PART-Ⅱ 創造 creation
21.書くことが、考えることだ
22.この発想、データを超えていない ・・・など
PART-Ⅲ 実践 action
41.考えはいい。勝負は、どう「カタチ」にしたかだ
42.最後の1ミリ。ディテールで差がつく・・・など
高橋宣行
1940年生まれ。1968年博報堂入社。制作コピーライター、制作部長を経て、統合計画室、MD計画室へ。制作グループならびにマーケットデザインユニットの統括の任にあたる。2000年より関連会社を経て、現在フリープランナー。企業のブランディング、アドバイザー、研修講師、執筆などで活躍。