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思考のレシピ
著 |羽入佐和子
1500円(税抜)
ページ数:224
発売日:2014年6月19日
ISBN:978-4-7993-1492-0
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
この混沌とした社会を生き抜くためのヒントは、哲学が教えてくれる!
哲学が日常の中で役に立つ、あるいは役に立ったという実感は、一般的にあまりないかもしれません。しかし、「そもそも『役に立つ』ということはいったいどういうことなのか?」といった本質的な問いを発してきたのが哲学の理論であり、現代で強く求められている課題発見能力や批判的思考などは、哲学の考え方が培ってくれるのです。

本書では、アリストテレスやニーチェ、ヤスパースなど、偉大な哲学家の理論を美味しく味わえるようアレンジし、「自分とは何か?」「『愛は永遠だ』という命題は正しいか?」など、身近な疑問を分かりやすく考えていきます。
哲学を学びたいけど、なんだか難しそう…という哲学初心者の方にもおすすめです!
はじめに

レシピ1 考えることと疑うこと
レシピ2 思考の三つの方法
レシピ3 相対化して考える
レシピ4 対立・分析を超えて考える
レシピ5 対話を通して考える
レシピ6 共に考える
レシピ7 個別化して考える 一般化して考える
レシピ8 時間を生きる
レシピ9 存在を問う思考
レシピ10 自分を創る

あとがき

羽入佐和子


1973年、お茶の水女子大学卒。1982年、同大学院博士課程修了(学術博士)。専攻は哲学。2009年4月から、お茶の水女子大学長。現在、国立大学協会副会長、文部科学省科学技術・学術審議会委員、日本学術会議連携会員、国家公務員倫理審査会委員なども務める。著書に『ヤスパースの存在論』、『哲学へ ―ヤスパースとともに―』(共著)。