https://dma-storage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/images/contents/9784799314821.jpg
親子で読む ケータイ依存脱出法
著 |磯村毅
1400円(税抜)
ページ数:288
発売日:2014年4月17日
ISBN:978-4-7993-1482-1
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
ネット依存(予備軍含む)の中高生、52万人!
「うちの子に限って……」は通用しない!


 中高生の「ネット依存」「スマホ中毒」「LINE依存」が、成績低下、
引きこもり、家庭内暴力、犯罪などを引き起こしていることが社会問題になりつつあります。
 LINEが気になって3日間寝なかった子、食事しながらでもケータイを見ずにはいられない子・・・夜間は児童・生徒によるスマホやケータイの使用を禁止する自治体もあらわれました。
 うちの子に限ってケータイ依存なんて・・・とは言い切れなくなってきているのが現実です。わが子がケータイ依存にならないために、親としてできることは何なのでしょうか。

 本書は、親子で読みながら、依存症の有害性にとどまらず、脳科学から見たハマってしまうカラクリ、子どもの成長とデジタルツールの関係、あるいは、依存症の予防や回復へのヒントについて考える一冊です。
 特に、「みんなケータイ持っているからケータイ欲しい、と言われて困っている」
「いつもLINEばっかりやっていて、どうやめさせたらいいかわからない」
「自分が学生のときはケータイがなかったから、どう対処していいかわからない」
と悩む保護者の方々、学校の先生に読んでいただきたい本です。



第1章 ケータイやゲームで成績が落ちてしまった
子どもたちとのやり取りから
 事例1 ゲームにハマりかけているが、本人は自覚していない(少年A・中2)
  事例2 ゲームにハマりつつあったが、今は元気な子どもに戻った(少女B・小2)
  事例3 LINEに夢中だったが、アナログ男子でいくことを決意(少年X・高2)
第2章 激論!保護者相談会
ケータイをどのように扱っていますか?
第3章  親が陥りがちなケータイ3つの誤解
  ? 子どもの個人差を見落としている
  ? 危機管理が不足している
  ? 世のムードに流されている
第4章  子どもがネット社会の弊害につぶされないために

磯村毅


名古屋大学医学部、同大大学院卒業後、テキサス大学研究員。帰国後、名鉄病院呼吸器科にて禁煙支援に従事。河合塾との「禁煙で合格率アップ」の取り組みを通じ「リセット禁煙」を開発した。
現在は、トヨタ記念病院禁煙外来、トヨタ自動車診療所医師を兼務するかたわら、予防医療研究所代表を務める。専門は呼吸器内科学、依存症心理学。
名古屋大学医学部非常勤講師。動機づけ面接トレーナー。
著書に、『図解でわかる依存症のカラクリ』(秀和システム)、『二重洗脳−依存症の謎を解く』(東洋経済新報社)、『リセット禁煙のすすめ』(東京六法出版)などがある。