●ガン検診の普及でガンが増える不思議 ●老年医学専門医の少ない県ほど寿命が長い!? ●胃カメラも扱えない消化器専門医 ●メタボブームのインチキはなぜ起こったか? ●乳房温存療法が15年も遅れた理由 ●薬害エイズ普及の遠因 ●年収1500万円でなぜ豪邸がもてる? 医学部は、付属の大学病院とともに、臨床、研究、教育の三つの機能を持っている。そして、現在、そのいずれにおいても二流である。それどころか、医学・医療の進歩の最大の抵抗勢力となっている。しかし、医学部が変われば、先端医療立国となることも夢ではない。その日に向けて、これまで誰も書かなかった医学部の22の大罪を、全国の大学病院を敵に回す覚悟で、あえて問う!
第1章
超高齢社会に対応できない医学部
医学部の少ない県ほど、寿命が長く、医療費も少ない!?
第2章
ガンも減らず、ガンで死ぬ人も減らせない医学部
ガン検診の普及でガンが増える不思議
第3章
心の時代に背く医学部
四十未満の死因第一位の自殺にも対応できない
第4章
製薬会社の治験機関でしかない医学部
メタボブームのインチキはなぜ起こったか?
第5章
優秀な学生をバカにして送り出す医学部
大学病院に研修医が集まらなくなっているわけ
第6章
医療行政を歪める医学部
既得権の権威主義から競争原理の働く実力主義へ
ちょっと長いあとがき
先進医療立国日本に向けて
和田秀樹
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。
東京大学医学部卒附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院を経て、現在は精神科医。
国際医療福祉大学教授、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問。和田秀樹こころと体のクリニック院長。立命館大学生命科学部特任教授 。
主な著書に『80歳の壁』『ぼけの壁』(幻冬舎新書)、『感情的にならない気持ちの整理術』『不安に負けない気持ちの整理術』『悩み方の作法』(ディスカヴァー)などがある。