「らしさ」の追求と「質のよい」経験学習で
社員の主体性が培われる × 次世代リーダーが育つ
・主体的な人材を育成したい、チームを創りたい
・そんなチームを創り出せる“後継者”を育てたい
本書はこのような想いや問題意識を持つ方に向けて、ワークアウトの理論と実践方法をお伝えします。
実践型プログラム【ワークアウト(WORKOUT)】とは
本書で紹介するワークアウトは、「社員が主体性を発揮する組織」を実現するためのプログラムです。
実践を通じて具体的なアウトプット(成果)を生み出し、その過程で社員の主体性が育まれるという、事業と育成を掛け合わせた取り組みとなります。
その企業「らしさ」を最大限に重視し、それを軸に「質のよい」経験学習のサイクルをまわすことがワークアウトの一連の流れです。
これらを継続することで、社員が主体的に考え、行動するカルチャーが組織の中に形成されていくのです。
結果を創出するだけではなく、人材を育成する研修だけでもないーー。
その両方を同時に実現するための考え方やメソッドについて事例を交えながら解説します。
【目次】
第1章 ワークアウトとは何か
第2章 「らしさ」と「質のよい経験学習」の追求
第3章 ワークアウトの導入プロセス
第4章 ワークアウトの事例
HRインスティテュート
1993年設立
経営支援、組織・人材開発を主とする実践重視のコンサルティング会社。
個人・チーム・組織の主体性を挽き出し社会を変えることをミッションに、ビジネスコンサルティング&研修プログラムの企画・開発・実施までを一貫して行う。
年間300社超の会社に対し、経営課題をクライアントと共に解決する「ワークアウト」、即効性重視の実践型研修「ノウハウ・ドゥハウプログラム」を軸に展開している。
著書はコンサルタントの単著も含めて累計150万部。顧客は日本のみならずアジアをはじめ、世界に広がっている。近刊に『全員転職時代のポータブルスキル大全』(KADOKAWA)、『人材マネジメントの基本』(日本実業出版社)がある。
三坂健
HRインスティテュート代表取締役社長。シニアコンサルタント。
慶應義塾大学経済学部卒業。
安田火災海上保険株式会社(現・損害保険ジャパン株式会社)にて法人営業等に携わる。退社後、HRインスティテュートに参画。経営コンサルティングを中心に、教育コンテンツの開発、人事制度設計、新規事業開発、人材育成トレーニングにて活動している。