フィリップ・ギルバート・ハマトン
Philip Gilbert Hamerton(フィリップ・ギルバート・ハマトン)
(1834〜1894)
1834年英国のランカシャーに生まれる。当初は画家を志していたが、その後は美術雑誌The Portfolioの編集責任者として大成功する。その一方で、本書のような知的生活論、随筆、人物伝などの著作も多数出版し、当時英国有数の文筆家としても名をなす。知的生活関係の著作としては本書のほかに、『知的人間関係』『幸福論』などがある。本書『知的生活』は内容的に大変興味深いだけでなく、ハマトンが非常に平易かつ明瞭な英語で書いていることから、明治以来、日本の旧制高校や大学の英語教科書でも盛んに使われてきた。
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三輪裕範
1957年兵庫県生まれ。神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠経済研究所長等を歴任。その後、伊藤忠インターナショナルSVP兼ワシントン事務所長を務める。著書は『時間がない人が学び続けるための知的インプット術』『幸福のための努力論』『ハマトンの知的生活のすすめ』『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』(以上、ディスカヴァー)、『ビジネスマンの英語勉強法』『50歳からの知的生活術』(以上、ちくま新書)など多数。