サミュエル・スマイルズ
Samuel Smiles (1812~1904)
1812年スコットランドで生まれる。外科医を開業するが、のちに『リーズ・タイムズ』の編集や鉄道事業にかかわるようになる。蒸気機関車の発明者G・スチーブンソンをはじめ、産業革命で功績のあった人々の伝記を発表して好評を博した。偉人の実生活から教訓をとった『自助論』は中村正直によって『西国立志編』として訳出され、明治維新後の青年たちに親しまれ、近代日本の礎をつくる上で大きな影響を与えた。スマイルズの著書は世界中で読み継がれ、「天は自ら助くる者を助く」という一文は特に有名。
三輪裕範
1957年兵庫県生まれ。神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠経済研究所長等を歴任。その後、伊藤忠インターナショナルSVP兼ワシントン事務所長を務める。著書は『時間がない人が学び続けるための知的インプット術』『幸福のための努力論』『ハマトンの知的生活のすすめ』『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』(以上、ディスカヴァー)、『ビジネスマンの英語勉強法』『50歳からの知的生活術』(以上、ちくま新書)など多数。
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