銀行員21年、経営コンサル15年、
60代で西本願寺事務方トップとなった僧侶が説く
「下り坂の時代」の生き方
日本は先行きが不透明なだけでなく、停滞、下降してゆく「長い下り坂」の時代です。
このような時代に先例・前例を踏襲していると、個人の人生も停滞、下降、逆境を免れることはできません。
本書では、著者の経験・エピソードをもとに次のようなことをお伝えしています。
・自分の軸をもって主体的に自分の人生を生きよう
・多くの失敗を恐れず、チャレンジして、そこから学び次の成長に向かって少しでも行動を起こしてゆこう
“本書によって少しでも自分の生き方を振り返り、具体的な新しい行動のきっかけにしていただけましたら著者にとっては望外の喜びになります。
さあ、私と一緒に人生の航路を俯瞰して、皆さんの人生キャリアの舵を大きく転回させていきましょう。
必ず、新しい展望がひらけ、新しい体験、新しい出会いが起こるはずです。“
――「はじめに」より
こんな方におすすめです。
✔︎今の仕事・働き方でいいのか不安
✔︎がんばることに疲れてきた。もっと自分らしく働きたい
✔︎人生の指針となる「自分の軸」を見つけたい
✔︎時間と気持ちの余裕を持って自分と向き合いたい
【もくじ】
はじめに
第1章 仕事で自分をなくしていませんか?
第2章 会社軸から自分軸を取り戻したイギリス時代
第3章 「自分の軸」を見つける
第4章 「自分の軸」を活かす
第5章 「自分の軸」を守る
第6章 失敗や逆境に負けない自分になる
第7章 あるがままに「凡夫」として生きる
おわりに
安永雄彦
編訳 安永雄彦(やすなが・ゆうひこ)
(法名 釋雄玄 しゃくゆうげん)
西本願寺 元執行長。築地本願寺 元宗務長
グロービス経営大学院大学特別教授
1954年生まれ、開成高校、慶應義塾大学経済学部卒業、ケンブリッジ大学大学院博士研究課程修了(経営学専攻)、三和銀行(現三菱UFJ銀行)、米系大手人材コンサルティング会社ラッセル・レイノルズ社、経営管理人材の人材リサーチコンサルティング会社島本パートナーズ社長、会長を経て、2015年より浄土真宗本願寺派築地本願寺代表役員宗務長となり僧侶組織のトップとして法務に従事するとともに、寺院の運営管理や首都圏での個人を対象にした新しいかたちの伝道活動に従事し伝統寺院の改革を主導。2022年から2024年まで京都の浄土真宗本願寺派本山である西本願寺代表役員執行長を務める。経済同友会会員、日本ファイナンス学会、経営行動科学学会、キャリアデザイン学会、マインドフルネス学会所属。株式会社オフィス安永代表取締役、武蔵野大学評議員。
著書に、『日本型プロフェッショナルの条件』(ダイヤモンド社)、『築地本願寺の経営学』(東洋経済新報社)、『何度でもリセット』(ディスカヴァー)。