Z会の国語力検定ホームページ上のコーナー「国語力道場」で出題した問題をもとに、加筆修正、また新たに問題を追加したうえで、1冊の本にまとめました。
本書は日本語力を構成する最も大事な部分である語彙力を伸ばすことを目的としています。人は、手持ちの語彙の範囲内でしか、思考も表現もできません。
つまり、豊かな思考・豊かな表現のベースには、豊かな語彙力がある、ということになります。
出題や解説においては、ある言葉や表現、またその意味を、「知っているか否か」というだけにとどまらず、できるだけ実際の(現実生活における)使われ方、どこで、どういうふうに使われるかということも、併せて取り上げるようにしました。
本書を通じて、生きて使える言葉・表現を、少しでも増やしていただければ、と思っています。
出題は、「読めるか? 漢字」「間違えやすい言葉」「使いこなしたい敬語」「知っておきたい慣用句」「書けるか? 漢字」「これで完璧!四字熟語」「漢字の使い分け動詞篇」「漢字の使い分け熟語篇」という、8つのジャンルに分類してあります。
(本書は2008/3/15に小社より刊行された書籍を電子化したものです)