"その英語、ネイティブには失礼な言い方です!
21年間、外資系航空の客室乗務員を務める著者が、 ていねいで格調高く見える「言い方」「伝え方」を教えます。
日本人がネイティブにやたらと「I’m sorry」を連発するのはへりくだりすぎで、
「Please 〜!」は意外とぞんざいな印象を与えます。
また、英語はタメ口でいいといって不躾な言葉を連発すると、 ビジネスの上ではマイナスにはたらいてしまいます。
そこで本書は、「お願いする」「誘う」「相づちを打つ」「ほめる」「断る」「謝る」「反対する」など、ビジネスや日常生活のシーン別に、 ネイティブに不快な印象を与えることなく、品格と知性を感じさせるエグゼクティブの英語表現を紹介します。
著者は、国際線の客室乗務員を20年以上経験。 世界的規模の米国籍の航空会社で、日本人客と外国人客室乗務員との会話を目の当たりにし、 外国人の上司や同僚とも長年接してきた、いわば「生きた英語のプロ」です。
ビジネスで英語をよく使うという方はもちろん、きたる東京オリンピック・パラリンピックまでに「おもてなし英語」を身につけたい方におすすめです。
○本書の構成
「Q このようなとき、何と言いますか?」
「失礼にならないように尋ねる」「言いにくいことを伝える」など、
ビジネスや日常生活でよくある20の場面から出題。
+
「解答例」は3種類!
<エコノミークラスな表現>
明らかにフランクすぎるもの。親しい間柄ではいいですが、ビジネスには不向きです。
<ビジネスクラスな表現>
やや丁寧なもの。ビジネスでは最低限、このレベルを目指しましょう。
<ファーストクラスな表現>
すごく丁寧で、品格があるもの。ここまで言えると、世界で活躍するエグゼクティブのレベルです。
+
「さらに役立つ表現」
そのほか、相手への敬意にあふれる丁寧で格調高い言い方をふんだんにご紹介"
(本書は2018/11/15に小社より刊行された書籍を電子化したものです)
清水晶彦
デルタ航空 機内サービス部 客室乗務員、メインキャビン・リードMCL。
大学卒業後、外資系金融機関(シティバンク銀行)に就職。
バブル経済の頃、取引先からヘッドハントされ、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券、クレディスイス・ファースト・ボストン証券に入社。その後、ノースウエスト航空 機内サービス部 機内食課スーパーバイザーに転身。本社への出張やアジア地区の都市への出向を頻繁に繰り返し、外国人上司の推薦もあり、米国本社で乗務員養成訓練を受け、1997年11月に客室乗務員となる。当時38歳。
現在、旅客輸送量では世界No.1になった航空会社のフロントラインで、接客と保安業務を担当している。