「彼の本心が知りたい」「彼の気持ちを取り戻したい」「夫より好きな人ができました」「浮気をやめさせたい」「本命になりたい」「恋愛が楽しめません」等々、誰しも思い当たる恋の悩み 18。
ただ、小池さんの回答は、必ずしも耳に優しいものではありません。というより、辛口です。小池さん曰く、「恋愛中に生じる心の歪みに直面し、目を背けたくなるかもしれません。けれども、もし、「うう……ッ、これ、思い当たるかも」とズキズキする点を見つけられましたら、その醜い部分に気づいたことで、性格美人に変化してゆくチャンスなのです。相手のためにも、自分のためにも」。
つまり、本書は、読者に「気づき」を与え、それにより、自分自身が変わり、実際に恋を成就させていくための、読む薬、恋の成就にほんとうに効く本なのです。
「小説の中の理想の異性は、小説家の妄想です。映画や漫画や小説の中の自己犠牲的な「真実の愛の姿」は、現実には存在いたしません」
「甘美なはずの恋愛の現実は、自我が炸裂する苦しい場。それと直面するプロセスを経てイヤな感情の美化も、恋の成就もかないましょう」
・浮気によって相手にダメージを与えて、自分の影響力を確かめているのです。
・恋愛の場面に限って哲学的で高尚なことを言う男を信用してはなりません。
・小説の中の理想の異性は、小説家の妄想です。
・彼が好きなのではなくて、手に入らないものが好きなだけ。
・互いを道具のように扱うことで、互いに不幸になっていきます。
・自分を変えていなければ、多かれ少なかれ似たような厄災がまた次の恋愛でも起きます。
・浮気は、されるものではなく、させるものだと申せます。
・ふられているのにあきらめられないのではなく、ふられているのであきらめられない。
・からだを触れ合っていれば、「好き」はあとからついてまいります。
・お金の使い方も、その人の気持ちの一部です。
・自分がこんなにも醜くてイヤーな精神性の人間だということを自覚して、それでもつき合ってくれている彼を大事にしてあげてください。
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<出典サイト>
「占い」と「恋愛」の読み物がコラボした、自分自身の「恋愛のかたち」を見つけるサイト
cocoloni PROLO(ココロニ プロロ)