超訳 ヘッセの言葉
著 |ヘルマン・ヘッセ
訳 |白取春彦
朗読 |末松享子
2272円(税抜)
ページ数:
発売日:2022年3月18日
ISBN:0
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ヘルマン・ヘッセ


1877年、ドイツのヴュルテンベルク州カルフに宣教師の子として生まれる。14歳で難関の試験に合格し神学校に入学するが、一年未満で退学。その後入ったギムナジウムもすぐに退学し、書店員などさまざまな職業を経験する。1904年、26歳で発表した『ぺーター・カーメンツィント』(『郷愁』)が認められ、小説家・詩人として多くの作品を執筆。第一次世界大戦時にはスイスに住んでいたが、戦争の影響や家庭の不幸などにより神経を病み精神科医の治療を受けた。これを転機として西洋文明への批判と東洋思想への傾倒が作品にあらわれるようになる。ナチス政権の時代は「好ましくない」作家としてドイツ国内での著書の出版が禁止された。第二次大戦後の1946年、ノーベル文学賞を受賞。主な作品に『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『ガラス玉演戯』などがある。1962年、スイスで死去。

白取春彦


青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。
主な著書にミリオンセラーとなった『超訳ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』『独学術』『完全版 仏教「超」入門』(以上ディスカヴァー刊)、『この世に「宗教」は存在しない』(ベスト新書)、『「考える力」トレーニング:頭の中の整理法からアイデアの作り方』(知的生きかた文庫)がある。

末松享子