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脳の中の経済学
著 |大竹文雄
1000円(税抜)
ページ数:
発売日:2012年12月27日
ISBN:978-4-7993-1269-8
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
・せっかちな人は太りやすくて、多重債務になりやすい!?
・男性は、嫌いな相手の痛みに鈍感!?
・なぜ人の不幸は「蜜の味」がするのか

そのとき、脳の中では何が起こっているのか? 「経済学」×「脳神経科学」=「神経経済学」最先端の研究結果から見えてきたものとは?


私たちが経済的な意思決定をする際に、脳の中で何が起こっているのかを明らかにする「神経経済学」。本書は、この神経経済学によってわかってきたことを、最新の研究結果を交えて紹介する。

まず第 1 部では、「A:100万円が11%ではずれ89%、B:500万円が10%ではずれが90%、どちらのくじを引きたい?」「A:今もらえる1万円、B:1年後にもらえる1万500円、どちらを選ぶ?」などのアンケート結果を交えながら、経済行動を生む脳のしくみについて、経済学者、脳神経科学者、科学技術社会論研究者が解き明かす。

第 2 部では、このような意思決定の際に脳内物質レベルでは何が起こっているのか、また「信頼」や「共感」「同情」「嫉妬」という感情は意思決定にどのような影響を及ぼすのか、そしてその際に、どのような脳活動が起こっているのか、について紹介する。

大竹文雄