「判断する」とはどういうことか
情報の入力(インプット)
情報の処理
情報の出力(アウトプット)
「判断するのが怖い」場面に起こっていることは何か
1 上司から漠然とした指示や曖昧な言い方をされる
2 精度の手加減がよくわからない
3 複数の仕事を進めるための判断が難しい
4 経験がないことはハードルが高く感じる
5 説明を求められるとあわててしまう
6 考えがまとまらず言葉が出ない
7 選択できない
8 捨ててよいのかどうか判断できない
9 状況変化に応じた柔軟な判断が苦手
10 思考の起動に時間がかかって、即時判断ができない
11 やるべき作業がなかなか腑に落ちず判断が遅くなる
12 自分の理解した内容が他者と異なる
13 電話で受け答えする際にうまく判断できない
14 複数人数で話す場面で適切な発言ができない
第3章 どんな特性が影響しているのか
1 「だいたいこれくらい」をつかむのが苦手という特性
2 あれもこれもごちゃごちゃになりやすい特性
3 思考の道筋が固定的(こだわりが強い)という特性
4 作業しながら使う一時的な記憶(ワーキングメモリ)が苦手という特性
陥りがちな心理
不安と焦りと恐れ
自分や周囲への怒り
被害意識が強くなる
業務がいっぱい! という気持ちでいつもあわててしまう
ついしてしまいがちな行動
自分の考えや意見をすぐに撤回してしまう
なるべく仕事を「増やさない」方向で考えてしまう
人間関係を避ける
とりあえずなんでも引き取ってしまう
やるべきことを先送りにする
なんでも言い控えるようになる
攻撃的になる
報告連絡相談がなかなかできない
いろいろな人に意見や助言を求めてしまう
先々をとめどなくシミュレーションしてしまう
自分の心を助ける方法
自分について適切に理解する
自分の思い込みや行動パターンを知っておく
怒りを感じたらその場を離れる
呼吸を意識する
好きな時間を持つ
パワーナップをとる
業務中も適度な休憩をとる
懐疑的被害的な感情に気づく
挨拶上手になる
マインドフルネスを保つ
呼吸の瞑想
事例 会議で発言を求められるのが怖いMさん
Mさん自身の話
上司のコメント:つかみどころがなくどう指導してよいかわからない
他者に単刀直入に言わないほうがいいこと
断る場合
依頼する場合
言葉ではない表現について
NOGOサイン
場(そこにいる人たち)の空気