7人に1人は「うつ」になるといわれる時代ですが、うつになった社員にどう対応するべきかという知識はまだ企業に浸透しておらず、部下から診断書を見せられて困惑する管理職や人事担当者が大多数だ。また「長く休まれても困る」「仕事は減らせない」という悩みも深い。
本書は、自ら産業医として豊富な経験を持つとともに、全国で産業医の指導に当たっている企業メンタルヘルスの第一人者が、うつになった部下への接し方から休職・復職のマネジメント、うつになりやすいタイプや予兆の気づき方など、現実的かつ具体的な対応のすべてを明快に述べた、必携の一冊である。