何を捨て、何を残すか? 何を買うか? 何を食べるか?
その基準は、「美しいかどうか?」!
ライフスタイルに関する書籍累計82万部超、イタリア、スペインなど世界7ヵ国で翻訳出版されている著者の力強いメッセージとその具体的な方法を、衣食住のすべてにわたって簡潔かつ実践的に述べた本書は、いわば、世界的に流行の「より少なく持つ生活」のいわば上級編です。
美しいものしか置かない、着ない、買わない、そう決めれば、ものは少なくなります。無駄遣いもしなくなります。ものを大切にします。
美しい道具は機能的で、美しい料理は美味しく、美しい服は似合う服だから。そして、美しさと予算は関係ありません。では、その選び方とは?
ただ少ないだけでは、人生は味気ない。人とは違ったわたしなりのシンプルライフを過ごしたい。だって、そもそもの目的は、幸福な日々をおくることだから。
そう考えるあなたに、本書は、少ない予算で、少しの美しいものだけに囲まれて暮らす、理想の暮らしのバイブルとなることでしょう。
1 初級編 わたしの「定番」を見つける
01 便利そうなものに、惑わされない
04 色柄に惑わされない
06 衣食住のテイストを統一する
07 自分のお洒落の「定番」を決める
09 家庭料理にも我が家の「定番」を持つ
2 中級編 無駄をなくす
13 ものとの無駄のないつき合い方を知る
15 そもそも汚さない
17 長く使い続けることを前提にものを選ぶ
19 住まいを美しく演出する
22 表現したい自分とそれに合った色と形を知る
3 上級編 美しさを目指す
24 美しくないものは使わない
31 清貧を楽しむ
33 細部を丁寧に扱う
34 美しい振る舞いを身につける
36 美しさを極める
加藤ゑみ子
インテリアアーキテクト。(株)空間構造代表取締役。にこにこソサエティアドバイザー。
桑沢デザイン研究所インテリア住宅専攻科卒。加藤ゑみ子インテリアサロン、オープンハウスの設立を経 て、1988年、(株)空間構造を設立。住宅・インテリア設計、住宅関連商品におけるデザインを専門とし、生活研究、テーブルセッティング等にも造詣が深い。
『お嬢さまことば速修講座』『美しく暮らす36の知恵』『手軽にできるていねいな食生活』『自分を躾ける』『美しければすべて良し』等、小社から刊行のライフスタイル書籍は、累計100万部を超え、なかでも『気品のルール』は、イタリア、中国、台湾、韓国、ベトナムなどで出版されている。