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図解 リーダーになったら最初に読むプロジェクトを成功させる技術!
著 |芝本秀徳
1200円(税抜)
ページ数:
発売日:2013年11月1日
ISBN:978-4-7993-1397-8
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報

プロジェクトを成功させてこそ一人前のリーダー!!!

「納期を守れ!」
「メンバーの強みを引き出せ!」
「利害関係を調整しろ!」
「目標を必ず達成せよ!」
 ←こんな無理難題も解決する“チームリーダー虎の巻”

仕事にそのまま使えるワークシート8種テンプレート付!

各章のマンガでさらによくわかる!


プロジェクトとは、簡単にいってしまえば、「期限までに目的を達成する取り組み」です。私達の仕事のほとんどは「期限」が設けられていますし、「目的」のない仕事もないでしょう。また仕事にかぎらず、身近な例でいえば、資格試験や旅行などもプロジェクトといえます。つまり、私たちはみな「プロジェクト」に関わっているのです。

この本の目的は、初めてチームを任された人や、いずれリーダーの立場になる人に、与えられたプロジェクトを成功させるために役立つスキルとマインドをお伝えすることです。そして本書の最大の特徴は、人と協力して成果を生みだす体系的な方法論である「プロジェクトマネジメント」の考えをベースにしている点です。プロジェクトマネジャー、またプロジェクトコンサルタントでもある筆者の経験と知見を織り交ぜて、難解とされるプロジェクトマネジメントのスキルを、マンガと図解と平易な言葉で紹介していきます。

人がリーダーになるのは、ある日突然です。これを読んでいるあなたも、もしかしたら、リーダーに任命されて困っているところかもしれません。そんな人にこそ、本書を読んで、「デキるかも!」と思っていただきたい。あとは実践あるのみ。実践しながら、繰り返しこの本を読み返してみると、さらに新しい発見があるはずです。みなさんがチームリーダーとして、プロジェクトを次々に成功させていくことを祈ってやみません。
(まえがきの一部を要約・改変)
はじめに

Part1 そもそもプロジェクトって何?
マンガ ?プロジェクトについて最初に知るべきこと?
01 そもそもプロジェクトって何?
02 プロジェクトは5つのプロセスで出来ている
03 プロジェクトを成功させるのは、なぜむずかしいのか?
04 「やってみないとわからない」に対処する3つのアプローチ
05 まず、「課題ログ」を作ってみよう
column1 カーナビにたとえて考える

Part2 そのプロジェクトは誰のため? 何のため?
マンガ ?とにかく始めよう!は危険?
06 プロジェクトの目的と成功基準をはっきりさせる
07 プロジェクトにかかわる顧客の声を聞きにいく(顧客ヒアリング1)
08 顧客の声を聞くプロセスを考える(顧客ヒアリング2)
09 顧客の声を具体的な実現手段に翻訳する(QFD=品質の家1)
10 品質の家を建ててみる(QFD=品質の家2)
11 アウトプットのイメージをしておく(WBS1)
12 アウトプットを段階的に詳細化する(WBS2)
13 オレは聞いてない!という事態を避ける(ステークホルダー1)
14 誰にどんな情報を展開するかを合意する(ステークホルダーマトリクス)
15 何かあったときの判断基準を決めておく(3つの制約条件1)
16 プロジェクトの3要素に優先順位をつける(3つの制約条件2)
17 プロジェクトのビジョンを明らかにする(プロジェクトチャーター1)
18 プロジェクトチャーターを作ってみる(プロジェクトチャーター2)
column2 家もプロジェクトも「設計」する

Part3 どうやってチームをまとめるの?
マンガ ?チームで仕事をするということ?
19 一人で出来ないことを達成するためにチームはある
20 キックオフミーティングを開く
21 チームはこうやってできていく(チーム形成4段階モデル)
22 チームの成長段階によってリーダーシップのスタイルを変える
23 権限を持たないリーダーが人を動かす6つの原則(コーエン&ブラッドフォードの影響力モデル1)
24 影響力の発揮を阻害する8つの壁(コーエン&ブラッドフォードの影響力モデル2)
column3 リーダーは重役出勤??

Part4 いつまでに何をすればいいの?
マンガ ?「やったことのないこと」をどうやって計画するの??
25 やるべきことを3つの関係で整理する(PFD=プロセスフローダイアグラム1)
26 プロセスフローダイアグラムを描いてみる(PFD=プロセスフローダイアグラム2)
27 スポンサーのチェックを受けるタイミングを計画する
28 余裕を見込んでも遅れるのはなぜ?(学生症候群/パーキンソンの法則)
29 余裕は後ろにまとめて、時間枠で管理する(バッファマネジメント)
30 プロジェクトの現状を手間をかけずに把握する(モニタリングシート1)
31 モニタリングシートを作成する(モニタリングシート2)
32 「備えあれば憂いなし」リスク管理の4ステップ(リスク管理1)
33 リスクリストを作成する(リスク管理2)
column4 数字の奥にある人間を視る

Part5 プロジェクトを振り返ろう
マンガ ?反省会より振り返りをしよう?
34 プロジェクトのPDCAサイクルを回す
35 発生した問題の原因を探り、解決策を講じる(親和図)
36 プロジェクトを3つの視点で振り返る(KPT振り返り)
column5 改善は刻んで行う

巻末付録 そのまま使えるワークシート8種
あとがき

芝本秀徳


人と組織の実行品質を高めるコンサルタント。
品質と納期が絶対の世界に身を置き、ITベンダーにおいて大手自動車部品メーカー、大手エレクトロニクスメーカーのソフトウェア開発に携わる。その後、パッケージソフトウェアの開発、マーケティングを統括するプロダクトマネジャーを経験したのち、コンサルタントに転身。現在は幅広い業種を対象に、戦略策定、経営幹部育成、PMO構築、ITシステム構築支援など、クライアントとともに問題解決をおこなうファシリテーション型コンサルティングを展開。現場と経営をつなぐ問題解決の手法には定評がある。
著書に『誰も教えてくれない考えるスキル』『プロセスデザインアプローチ 誰も教えてくれないプロジェクトマネジメント』(以上、日経BP社)、『頭の回転を速くする45の方法』(久保憂希也との共著、ディスカヴァー・トウェンティワン)など、多数。
連絡先:株式会社プロセスデザインエージェント
info@processdesignagent.jp