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文庫 運命のひとは、忘れた頃にやってくる。
著 |百舌涼一
900円(税抜)
ページ数:418
発売日:2021年6月25日
ISBN:978-4-7993-2749-4
  • 商品説明
  • 目次
  • 著者情報
【あらすじ】
駅のトイレにかけこむと、絶世の美女が眠っていた。

酔っ払うと記憶を失くしてしまう彼女、「ナタリー」に、ボクは「ゲーリー」というあだ名をつけられる。
さらに「運命のひとを探して」と依頼され、ナタリーいきつけのバー「おととい」で彼女の男漁りを見守ることに。

現れるのは、変わった悩みを抱える男ばかり。はたして「運命のひと」を見つけることができるのか・・・!
【目次】
綺麗なひとと、汚いボクが出会う。 
昨夜のひとは、忘却の彼方に。 
軽薄なひとは、重い選択を強いられる。
強いひとにも、弱い場所がある。
童顔のひとは、奇跡を起こす。
名乗らぬひとのために、鐘を鳴らす。
追い続けるひとは、過去に囚われている。
夢の中のひとは、遊園地に行きたがる。
上に立つひとは、理想の逆を行く。
怒れるひとは、殺意を隠さない。
運命じゃないひとは、おとといやってくる。
美しいひとは、女子トイレで涙する。
初めてのひとと、忘れられない明日を。

百舌涼一


1980年生まれ。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(旧題『アメリカンレモネード』)が第2回本のサナギ賞大賞を受賞し、小説家デビュー。